わ!ガソリンが1リットル152円だって!

ガソリンが値上がりしました・・・悲惨ですね。私の場合、鹿嶋の遊び場へ行くには、車で出かける以外の選択肢があまりありません。

まあ、鉄道という手もありますが・・・鹿島灘駅まで歩いて、15分ぐらいかな?歩いたことがないのでわかりませんがね。ただ、往復の運賃は1,530円×2=3060円ですから、今日値上がりしたガソリン1リットル152円で20リットル買えますから・・・これで400km走れるプリウスの方が安上がり・・・往復150kmですからね。

従って、まだまだガソリンの方が鉄道を利用するより安いというわけです。ちなみに鉄道利用だと2時間程ですね。車なら1時間30分ほど・・・夜中は鉄道は走っていないし・・・まあ、ガソリンが250円ほどになったら、自家用車を足としている地域はどうなる事やら?自家用車の普及で、バス路線はほとんど残っていないし・・・

しかし、とんでもない増税ですね!j腹が立ちます!絶対に自民党には投票しません!こうなると悪魔にだって投票しちゃいますよ!

しかし、どうしても必要な税金であったら、なぜ1ヶ月間の空白期間ができてしまったのでしょうか?これが気になります。そりゃ参院で勝てるだけの議員がいなかったというのでは、説得力がありません。あと、制度ですね。参院で結論が出ない場合、否決とみなされる・・・なぜ、可決ではなく否決なのか・・・法理を考えれば明確ですがね。

とにかく、ガソリンスタンドに看板が出ると面白いのに、増税反対!このガソリンの値段に怒れ!とか・・・さすがに1リットル160円台になると遊び歩くのが苦痛になりますからね。

まあ、プリウスのおかげで、1リットル220円程度までは、現状のペースで遊べないことはありませんが、ちょっとね。

気になるのが、このガソリンの高価なことによる、経済への波及効果です。間違いなく流通経費に加算されます。ちょっと前の2割から3割増しですから・・・どうなる事やら?

流通経費が物の値段の20%として考えると、6から7%程度は物価が上昇するのでは?なんって・・・どこまで物価に波及効果が出るやら?

さて、ついでに気になるのが我が国のガソリンの消費量がどれくらいのものなのかちょっと気になります。

探せば出てくるもので、経済産業省生産動態統計調査|経済産業省 ここの速報値の自動車用ガソリン出荷量で60,527,925kL(平成19年)とのこと・・・税金25円として1兆5千億・・・軽油は44,173,420kLで、税金は17円でしたっけ?7千5百億円ほどか、2兆2千億円として、4月1ヶ月でその12分の1が消えた・・・1千8百億円が国民に還元された?ことになるんですかね?

気になるのは、2008年4月期の出荷量です。3月期は4,748,200 kLとのこと、統計はなかなか面白いものです。

さて、道路特定財源の暫定税率の撤廃は、地方財政やあなたの暮らしを直撃します。と自民党は叫んでいます。果たして本当か気になります。ページが消えると参照すべきものがなくなりますから、重要な部分を抜粋しておきましょう。赤字がそれです。

歳入法案未成立の結果、地方税分で約0.9兆円、国税分で約1.7兆円の歳入不足が生じます。さらに、国税収入分から、地方道路整備臨時交付金や補助金等が地方に配分されることから、地方財政は壊滅的危機に陥ります。加えて、地方も受益している国道の延伸・拡幅等の直轄道路事業も行えなくなり、地方経済・財政は厳しい事態となります。

ふむ、国や地方自治体はお金がなくて困るのか・・我々国民はお金が足りない場合はどうするか?使わないことで持ちこたえるしかないが・・・国や地方自治体は、我ら国民というものを質入れしてお金を借りるのかな?私がかつて正規雇用者だった頃、ボーナスが出なくなった年を思い出しますね。まあ、私には借金がありませんでしたが、数年後、住所が変わる人が随分といたような。

そりゃ、ボーナス時の借金返済が困難になっていった結果と思われますがね。それより、果たして道路は必要なのか?代替交通機関はどうなのだろうか?と、ちょっと気になる部分があります。石油は有限の資源です。無くなった時にはどのような道路が必要となるのか?

現在の道路整備が遅れれば、代替輸送機関へと目が向くのでは?増税によって、石油消費を減らすのなら、減税と交通渋滞によって、より効率よい交通手段への移行を考えてもよさそうな気がします。

自民党は責任ある政権政党として、国民の日々の生活に向い合っている地方自治体を守らなければなりません。
このため、
(1) 歳入法案の空白期間を最小限に抑えるべく、民主党に審議の促進を促し、一刻も早い参議院の議決を要請します。
(2) 地方の減収については、各地方団体の財政運営に支障が生じないよう、国の責任において適切な財源措置を講じます。
(3) 地方自治体の収入を守るため、暫定税率の維持に万全を期します


(1)に関しては、責任ある政権政党として・・・空白期間を作ってはいけなかったのでは?知られなければ、こんなに税金を払っているなんって気付かなかったものを・・・と思いますが。
(2)に関しては、当たり前じゃん!お前さんらがだらしないからだもの!消えた2千億円ほどのお金はどこから引き出すのやら?
(3)国民を守る気はないらしい・・・組織が大切なのかな?こりゃだめだ・・・

これだけのことをやってしまったとなると・・・今まで、投票行動に出なかった人も自民党以外に投票するようになるのでは?特に、お金のない車を持つ若者は・・・そうなると、ちょっと自民党を宣伝してやらないと・・・

政権政党は、基本的には嫌われるものかもしれませんが・・・なんだか、本気というよりパロディーですね。

面白いので、右上のバナー広告を毎回入れてやりますかね。税が上がらなくても、ガソリンは上がるし、ガソリンが上がれば自民党の人気は下がりそうな気がします。

結局のところ、今後の世界は、エネルギーの獲得競争が始まるというだけなのかもしれません。核エネルギーを使って、炭化水素燃料を作る時代も近いのかもしれませんね。

それとも、持たざる国は、持てる国を襲うのか?日本もかつてはエネルギー資源及びその他の資源獲得のために戦ったわけですからね。南方資源地帯を手に入れれば100年戦える!なんってね。

かつて、我が国の政府は、国民を駆り立てて戦争へ突入させていましたから・・・どこかに、当時の政府広報誌がありましたね。代用品の説明があったり・・・、割り箸を使わないと、年間どれくらいの船を作れるとかそういったものがありましたっけ。

しかし、増税とガソリン価格の高騰によって解消されると考えられるもの・・・慢性的な渋滞、危険な道路・・・何しろ車の使用が極端に減るでしょうから、そして、老朽化する橋も車が走らなければ、それほど悪くならないでしょうし、開かずの踏切も、人道ぐらいは高架か地下を通すでしょうし、救急車にはガソリンを積んでおいても問題ないでしょうし・・・

いっそのこと、ヨーロッパ並みに1リットル250円ぐらいのガソリン価格設定にしてしまうとか良いかもしれません。大気汚染も減るだろうし・・・職住接近も図れるだろうし・・・経済はガタガタになるかもしれないが・・・私は・・・ジャガイモでも作りますかね。食べていければ、それもよし、3反ほど、土地があるし・・・開墾しますか。政府は、国民生活をどのように考えているのか?それも気になります。
2008.05.01

  

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