久々の大きな旅の記録(1)

今年は色々と忙しい年になりそうです。すでに色々とありました。そして、色々な事を始めましたからね。手始めに、ちょっと何かの仏と結縁を結びたくなって春期講習前の休みに、旅に出てきました。

まあ、予定がない旅ですね。私も基本的には旅が好きです。しかし、この何年間か大きな旅をしていませんでした。まあ、ひとりでぷらぷらする余裕がなかったというのと、海岸の小屋でボーっとするのが好きなもので・・・それで、ちょっと出かける機会を失っていたというわけです。

春期講習前の休みの前日に、海岸の遊び仲間は、タイ方面へ海外遠征に行ってしまいましたから、こちらも対抗してその期間を旅に充てたというわけです。そんなわけで、今回の旅はかなり変則的なんです。しかし、十分に旅を堪能してきました。2008.03.17〜19日までの実質3日・・・出発したのは16日の午後10時過ぎで、帰ったのが20日の午前1時ですから、実際には丸3日と3時間程度の旅でしたが・・・車で、四国・九州・中国地方を回り、熊野の山も走り回るというハードスケジュールでした。

まあ、例によって強行軍なんですが、今回は車でしたし、フェリーも少し利用しました。これで、睡眠時間を稼いで走り回ったというわけです。それでは、その旅行記をちょっと急いで書いてみることにしました。旅の印象が薄れる前に、急いで!というわけです。それでは、はじまり、はじまり!

久々に大旅行をしてきました。ただの、長距離ドライブとも言えますが、とにかくたくさん道路を眺めてきたというものです。

3月16日日曜日の夜、10時に家を出て、なぜか東京外環の下道を通り、国道17号線、環状八号線を通り、東京インターから東名自動車道へと入りました。上高井戸一を過ぎてしばらくは良かったのですが、工事渋滞にはまり、3km程度の道のりを1時間30分ほどかかって東京インターへ到着、ここからが長丁場です。

とりあえずの目的地は四国・・・何といい加減な目的地なんでしょう!まあ、東名の長丁場の中で考えればよいわけですから大したことはありません。浜名湖SAでガソリンを28リットル給油、単価153円高価なガソリンを入れます。小牧のあたりとかのサービスエリアで、20分程度の休憩を取りながら進みます。眠気を払うには短時間の睡眠が利きますからね。この夜の睡眠時間は合計で1時間程度だったのでしょう。

当面のコースは、四国・・・淡路島を目指します。このあたりの道は知りませんから、カーナビ頼みです。とりあえず有料道路優先で淡路島の適当な場所を入れて、進みます。鳴門で高速を降りると、ここまでの高速料金は15950円でした。

鳴門では、渦潮見物をしなきゃ!なんですが・・・渦潮のまいている時間が問題です。頭の中で、月を見たことを思い出し、上弦の月が太ってた・・・10日程度の月だろうから・・・昼ごろでは潮が止まるかな?

大型観潮船の停泊する港へ向かいます。案の定、渦潮の見られない時間帯でした。ちょっと土産物を買い込んで、港を後にしようと思うのですが、荷物を積むと、やはり未練が・・・

そこで、船に乗ることにします。やはり観光地に来たなら観光地を楽しむ必要があります。2等1枚・・・今の時間、渦潮は見られませんが・・・仕方ないね。まあ、こんな会話をしながら鳴門観光汽船1530円を支払って、5分ほど待って出発です。

乗客は3人、これで結構な大きさの船を走らせるのですから、油代は出るのかちょっと心配です。明らかに走らせない方が良いのでは?なんって感じです。

いずれにせよ、海の上は気持ちの良いものですから風を感じて景色を楽しみます。巨大な橋が空を覆っている様子を見ると、人工の偉大さを感じます。1300mの海峡は潮流の穏やかな時間帯でもなかなか強い流れを持っているような感じです。どんな流れなのやら?気になるところです。紙切れでも撒いて調べるとか?色々と考えてしまいます。

さて、巨大な橋の向こうから、何やら帆船のようなものがやってきます。福良港から出ている、咸臨丸って観潮船のようです。ちょっと面白い船ですが、乗るより海の上から眺めるのが良さそうです。

そうこうするうちに、クルーズは終了となります。今度はどこへ向かうか?それが問題です。とりあえず四国に入ると、またちょっと困るというわけです。

一応、四国を一回りするのが良さそうですから、高知を目指すことにしました。時間的には昼過ぎに徳島を出たわけですから、高知には夕方に到着予定です。

阿南へ出て、高知へ向かいます。室戸の方へ行くことも考えましたが結構な距離になりそうなので、今回はパスしました。

山道は見かけより距離がありますから、海岸沿いの道の方がよさそうなんですが・・・そのうち、出かけてみたい地域ですね。

途中、食料の調達やトイレはコンビニではなく、街道沿いのスーパーを利用しました。コンビニでは品ぞろえが一定ですから、あまり面白くないですからね。

スーパーの総菜コーナーにはその地域のおいしそうなものが並んでいます。それと、乾物や酒などは見逃せません。

地域限定商品って結構ありますからね。醤油なども重要です。今回は味噌2種類、醤油を2種類程度購入しました。

南国市へ入ったあたりでガソリンを入れ1リットル150円まあ、普通ですかね?そして、ふと見ると御免駅なる看板が目に入りました。ふむ、妙な名前・・・ごめんXXという看板が目に入りますからね。なんだか謝っているような?妙な感じです。

やがて、脇に電車が走る道へと入っていきます。すると・・・電車の正面の行き先表示板に「ごめん」ってひらがなで入ったやつが走ってきます。ごめん・・・例の御免駅に行くやつなんですね。わかりますが、ちょっとぎょっとする電車です。ぶつかったら「ごめん」?かなとか・・・そして、高知市街を抜けていきます。有名な播磨屋橋を通り過ぎ・・・路面電車と並走する道路は嫌い!と騒ぎつつ、夕暮れの町をぬけていきます。

近頃の地方都市はどこも数時間の滞留では、違いがわからなくなってきました。駅前の安い呑屋もチェーン店が進出して、そのためその周囲の店も似てきます。ちょっと高級な観光ガイドに出るような店も、それに類似の店が都内にはありますから、差が見られませんね。

その町に2週間ぐらい滞在すると何となく様子が見えてくるという感じですから、とりあえず町の雰囲気を楽しんで通過です。古い城下町は、電車で、そこに数日滞在しない限りは、どこも同じかな?なんって思えます。

この辺で、ちょっとページを変えましょう。
(2008.03.27)

  

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