暖かくなると・・・ 暖かくなってきませんが、さすがに2月も半ばになると、日差しが強くなってきます。すると、色々なことに興味がわいてきます。 近頃の関心事は・・・植物の環境に対する反応です。別に研究者ではありませんが、興味深いものです。一昨年はアブラナの種子が沢山手に入ったので、それを蒔いてみました。結果として、キジやその他の野鳥が集まって食い荒らしていきました。 食い荒らされた後で、やがて花が咲き種子も沢山できたはずですが・・・なぜか、昨年の秋以降、アブラナの発芽時期になっても一向に芽が出ず、そのまま消えてしまいました。 案外、遺伝子組み換えの一代雑種で、発芽しない種子ができる奴だったのかもしれません?まあ、それは良いのですが、大量の種子ができたはずなんですが、あの種子に蓄えられた養分はどこからやってきたのかがちょっと不思議なんですね。 まあ、光合成の結果の生産物であるのは間違いないのですが・・・花がつく時期まで、地上部は大した大きさではありませんから、・・・どこに蓄えていて、花の時期が終わり種子へと養分が移動して、どのように蓄えられるか?なんて気になります。 植物内での物質の移動も、調べる気になれば調べられるのでしょうが・・・まあ、気力がそこまで続きませんからね。放射性炭素とか扱うのも面白いかも?なんて・・・小さなサイクロトロンを作って・・・なんってね。 まあ、そういった物騒なことをする気力もないので・・・サイクロトロンでも作って、荷電粒子を夜飛ばすと面白いかも?とか・・・くだらないことだけはちゃんと考えます。 とにかく、植物のまわりの環境って複雑ですから、ちょっと面白いかも?何しろ、海岸で遊んでいると、塩害がひどくて・・・サラダ用の作物なんかも結構やられます。まあ、手入れも良くないのですがね。 先日、暇でしたので、教室の本棚の「秘密の花園」を何気なく読んで・・・そうだ!ブロック塀をめぐらして作物を栽培するかな?なんてちょっと思ったわけです。 塩害を受ける環境と、それとは異なる環境、放射冷却も強烈ですから、寒暖の激しい環境でもありますし・・・風の害もあるだろうし・・・まあ、研究者ではないので遊びですけどね。 しかし、ちょっと実益面も考えられます。それは、おいしいものです。先日、寒い朝に・・・よく植物が凍らないものだ・・・そりゃ、凍るものもあってそれは枯れてしまう・・・ 凍らない理由は、たぶん植物の中に糖分が多くなって、水が凍りにくくなっているためでしょう。そうならば、食べるために収穫するちょっと前に、低温ストレスを少し与えて、甘くする方法はないかとか思うわけです。まあ、電力がないですから、大規模に冷却するわけにはいきませんから、植物を寒くなったから、身を守るために糖度をあげろよ!って、そそのかす方法でも見つからないかな?なんて思うわけです。 昆虫などの食害でも、植物内では様々な物質が合成され、それに対抗するとかあるようですから・・・ちょっとそういったことができないのか?実験するのも面白いかもしれません。 秘密の花園のように、いくつかに区切られた対照区を設置して、色々試すのも良いかもしれないかな?なんってね。まあ、場所はありますから、道楽としては面白いでしょう。 しかし、植物相手の道楽は・・・長い時間をスパンとしなければなりません。私の寿命があと、三・四十年でしょうから・・・あと三・四十回しか試せないことになります。植物の品種改良など交配研究を行っている人たちは凄いことをしている気がしますね。 さて、もう一つ近頃「古事記」を読んでいるんです。なかなか興味深いもので・・・教材作製者としては、別段神話としてではなく、教科書の仲間に見えて・・・ちょっと、変な見方をしているようなんです。 あれって、歴史や技術の教科書のように見えるんですね。物語のような感じですが、あの時代に、そんな道楽のようなことをやっているとは思えませんからね。自分たちが、どのようにこの世界を治めて来たのか?その正統性を示すような感じの書きものですからね。 このところ、電力不足のために、コンピュータではなく紙と鉛筆で遊んでいる時間も多いので、ちょっと。「古事記」が実用書であるとしたら?なんって思えるので、ちょっと現代風に、教材執筆者の目で書き直してやろうかな?なんってくだらない計画を立てたというわけです。 幸い、古文はある程度読めるので、それほど困りません。訓点が振られていれば・・・漢文だって!というわけです。資料は、国会図書館の近代デジタルライブラリーなどに山ほどありますから、そういったものを使えばOKです。 デジタル化されたものであれば、参考文献を山ほど持ち歩いてもOKですから。そもそも、基本資料は手持ちがあるし・・・そこから始まったものですからね。 それから・・・軽トラを入れるためのガレージも、ちょっと目的変更になりそうですし・・・色々とやることが出てきます。 教材開発もかなり厳しい状況です・・・寝る時間を削るわけにはいかないし、遊ぶ時間が必要ですが・・・はたして、どうなることやら? 2008.02.16 |