野焼きも文化?

久しぶりに、小規模の野焼きをしました。何しろ、新しい小屋を作ることを決めましたからね。そこで、海岸の小屋の近くの土地の草を先週あたりから刈り、それを使って刈りはらった所の内側の草を燃したというわけです。

熟練者は、火を自由に扱います。風下から火をつけて、消す段になるとなぜか、灯油とガソリンの混合油をまいて火に火をぶつけることできれいに火を消してしまいます。

まあ、事前の下準備と、燃やすことに対する設計をきちんとしての行動のようですが、私にはそういった芸当はできないので、セオリー通りに風下から火をつけ、変な所に燃え広がらないように、熊手の類を持って待機します。

まあ、小さな野焼きですが、無事に終了し、そのあと雨が降ってくれたので、完璧でしょう。仲間の一人が来て、消防署に電話した!なんって脅かしてきましたが、消すところだから、人手があるとうれしい・・・なんって言って笑えばOKです。

今は、色々と理由をつけて野焼きをさせなくなってきましたが、古事記にも出てきますね。私も、このやつと同じようなことをやっているというわけです。

古事記の記載では、須佐之男命が出雲国で倒した、八岐大蛇の尾から出てきた太刀で、天叢雲の剣として知られるやつで、熱田神宮が所蔵しているとか?

とにかく、草薙の剣で、草を薙ぎ払い=防火帯を作り、そこから火打ち石で、火を起こし、火に火を以て対抗していくシナリオが描かれています。

そういえば、鹿嶋界隈・・・景行天皇や日本武尊の話がありますね。海岸の小屋は、鹿嶋市の北のはずれの海岸にありますから、そこからちょっと北へ行くと、白鳥・・・風土記に書かれた所かな?南には角折なんって、所もあるし・・・まあ、色々と故事来歴がありそうですが・・・地元の人に聞く機会はあるようでない・・・

伝承を採取するのはなかなか面倒です。まあ、大学時代の部活の仲間が訪ねてきましたが・・・地理目標があるといえばある場所ですね。

・・・案外、海岸の酔っ払いで、火を焚いて騒いでいて、先生らしき人もいる場所・・・で尋ねるとたどりつくかも?先生は先生でも、私でなく、政治家先生の方かもしれませんが・・・

まあ、いまの世の中、剣を振り回して、防火帯を作り、火打ち石で火をつけるのも面白いかもしれませんが・・・消防署だけでなく、警察もやってきそうな感じですね。

まあ、日頃模造刀でも振り回して、居合の練習でもしていれば、お目溢しに与れるかもしれませんが・・・まあ、自分の地所でも派手にはやれませんね。

私の場合は、刈り払い機とマッチですがね。さて、あと3分の1ほど野焼きの必要があるでしょう。少しずつ小規模に燃やして、雑草を駆除するkとにしましょう。
2007.12.03

  

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