技が好きな日本人に・・・

算数って・・・基本的には正の有理数の計算がきちんとできて、同時に、性の有理数とその計算がどのように日本語で表記されるかの対応関係を学ぶ教科って思うんですが・・・

受験の世界では、如何に文章を読まずに、その文章中に出てくる数字や単位の雰囲気から、解き方を推測して、とりあえず正解らしき数字を見出す方へどんどんと流れているように感じられます。

まあ、私も随分と長いこと教えていますから、たくさんの技を持っています。そして、開発してきました。しかし、そういった技は基本的には小6の9月以降、対象となる問題が解けない生徒に教えるべきだと思っています。

受験屋ですから、たとえ勉強ができるようになるとは思えない方法でも、、まともとは思えない方法であたとしても・・・数字占いに近い方法であっても・・・受からせるためにはですね。

しかし、それは最後の手段・・・しかし、それを最初から教えるようになってきているのかもしれません。四谷大塚の教材は、技には流されているものではないですから・・・たぶん、あまり人気はないのでは?日本人は技が好きですから。これさえ知っていれば完璧、魔法の呪文のような解き方が好きなようです。

新開発!魔法の呪文・・・家を作り出す素晴らしい魔法の呪文が完成!この呪文には、特製のお札が1軒につき1枚必要、お札込みで10万円!土地さえ用意して、このお札を建設用地に配置して、欲しい家をしっかりイメージして呪文を唱えれば、瞬時にマイホームが完成!という商品があったとします。

さて、どんな家が出てくるか?問題は、家をイメージすることなのではないかと思うわけです。しっかりとしたイメージ・・・構成材料に至るまでのイメージなしには構造物は完成しません。設計・デザインをきちんとできる人にとっては、この手の呪文は重宝でしょう。

しかし、多くの人にとって、この呪文は・・・正面しかない家や、外身だけで中身のないもの、雨風に耐えられないお菓子の家のようなものを生み出すだけのものになりそうです。

まあ、算数ができなくても・・・3.14の計算ができなくても大したことはないといえばそうですが・・・いずれ、専門家になる人が出るかもしれませんし・・・小学校の時代に理数教育を捨てるのは早すぎますからね・・・

しかし、言語的な訓練が十分に施せる、塾教師もそれほど多くなさそうですし・・・何しろ、近頃の塾の主力教師は18〜20歳あたりですから、日本語を十分に習得しているようには見えませんし・・・

だから、これが技へ走らせる原動力なのかな?なんって・・・日本では、言語教育って特にないですから・・・たぶん、ほぼ100%OJTなんでしょう。したがって、日々努力して、歳を重ねる以外に効果的な学習ってないのかもしれません・・・

私も、知識を切り売りする職業についていますから・・・このサイトの中で少し、技も紹介するかな?なんって・・・ふと思ったりします。しかし、その前に、きちんとした読解を元にしたものを展開したいなとも思いますね。

まあ、技を教える前にやれることはたくさんありますから、効率的な教授法でもやるかな・・・色々と考えますが、時間がありませんね。何しろ、遊びの合間に仕事をして、その合間に考えるのですから。食べるための仕事の時間が・・・削れれば面白いのですがね。

銭金的生活を実践する気力はちょっとありませんし・・・やはり、宝くじに望みをかけるかな・・・とにかく、駄文を書くのは後回しにして、授業で使う教材を開発しなければ・・・
2007.10.10

  

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