物事を覚えるためには?

ものを覚えるには、どのような方法が良いのか?やはり体験を基本としたものがよさそうな気がします。見ること、調べることなど・・・何らかのアクションによって覚えるのが良いのだと思います。

入試というやつを考えるときには、ある程度語呂合わせも悪くないかな?なんって思いますが、私は語呂合わせで覚えるのは苦手です。

何しろ、あの語呂合わせの文章を覚えるのが苦手ですからね。確かに、安易な方法で順序を覚えるなどでは有効ですが・・・内容がありませんから好きになれません。

私が知っている唯一ともいえる語呂合わせは・・・大根水増しですね。大鏡・今鏡・水鏡・増鏡・・・こいつの順序を覚える奴です。まあ、こういった順序を覚えるのは悪くないですがね。

そういえば、吐くよゲロゲロ遣唐使ってのもありましたね。894年に菅原道真が唐が衰微し、途中が危険だからやめよう!ってやつを覚えるためのものですね。これを言っていた先生も、若くして亡くなられましたっけ・・・

まあ、面白いのはそれなりに覚えますがね。

単子葉植物を語呂合わせで覚えるとかそういったものはナンセンスなような気もしますね。その植物の形が理解できていたら、単子葉か双子葉かのの区別はある程度できるはずですからね。

年号などは、あまり意味を持たないものですから、語呂合わせで覚えるのも可なのかな?なんってちょっと思えます。

しかし1638年に何があったか?なんって半ばどうでもよいことですからね。なぜか、記憶に残っている年号で、島原の乱の終結でしたっけね。

島原の乱も、日本人を売り飛ばして硝石を購入していたとか?それに対する反乱であったとか?そんなようなことで記憶に残った年号かな?なんってね。

ただ、このころ硝石栽培法が行われるようになりますからはたして・・・そういえば、白川郷も硝石栽培をおこなっていたとのこと。蚕の糞やヨモギなどを混ぜたものが硝化細菌の働きによって硝石に化けるというやつですね。

まあ、知識というやつは、増えればそれなりの連鎖が生じて確かなものへとつながっていくというわけなんでしょう。

語呂合わせは、語感というものの連鎖によって紡ぎだされたものですから、本来的な知の助けになるというわけではなく、単に覚えるというテクニックにすぎないといえるのでしょう。

さて、知識はどのように増やしていくのが良いのやら?原動力となるのはたぶん、好奇心ですから・・好奇心をくすぐれば、自動的に入っていくのかもしれませんが・・・好奇心をくすぐるには?これが大きな問題ですかね?
2007.09.17

  

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