絵を描くために

 冬は寒いので嫌いです・・・外で何かをするには厳しいです。部屋の中でできることをしたりしますが、その一つとして、絵を描いていました。

 はじめは、部屋の中の棚のところに立てかけて描いていましたが、暖かくなってきてデッキの方へ出てきて、デッキの手すりの上で水平な状態で描いていましたが、完成が近くなると、全体のバランスを眺めながら描くことになります。

 そうなると、水平において描くのには限界があります。水平状態では上下に詰まったように見えます。それを垂直に立てると、ちょっと間抜けな感じの絵になってしまうので・・・イーゼルか何かが必要です。

 まあ、部屋の中で描けば問題ないのですが、日差しが暖かく感じられるようになると、外へ出てしまい、部屋の中になどへは寄り付かなくなっていきます。

 一応は、小さな携帯用のイーゼルはありますが、そういったものでは片付けなどが面倒です。そして、ちょっとの風でもひっくり返ったりします。ぶらぶら歩きながら描いているのですから、低いイーゼルでは面倒です。したがってかなり大きなものにする必要があります。

 色々と検討した結果が右の写真のものです。垂木を適当に切って組み立てたものです。材料費は多分、1000円に達しない程度ではないでしょうか?

 ちょっと、長時間描きこんでいく時には、立っているとつらいので椅子も欲しくなりました。

 手持ちの椅子では高さのちょうど良いものがないので、先日建築廃材をもらったやつで簡単に作ってみたものが写真にある椅子です。

 イーゼルの高さに合わせてあるので実用性は十分です。あとは、絵を完成させるだけですね。ただ、絵のほうの腕前は・・・?

 一応、夜の海を描いていますが・・・なかなかうまくいかないのが悲しいところです。しかし、絵なんか上手でなくても楽しければOKなのではないかと思います。

 心象風景のようなものであれば、実物と比較して論じられるものではないですからね。

 その意味では抽象絵画などが、良いのかもしれません。本当は、絵で飯が食えるのなら楽しいのでしょうがね・・・

 絵を描いていていつも思うことなんですが、絵が完成するってどの時点なんでしょう?ちょっときになります。まあ、自分でこれでおしまい!って思ったときなんでしょうが・・・

  

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