今度はブランコ

衝動的にブランコを今度は作ってしまいました。ブランコ・・・ぶらんこかな?これって日本語なのか?ポルトガル語 balanoという噂もありますが・・・

まあ、そのあたりはどうでも良いですが・・・ホームセンターへ出かけたら、アルミのパイプで組み立てられ日よけだか雨よけだか?のついたぶらんこがありました。

腰掛けて軽くゆすると・・・至福の時・・・ぶらんこの季語は春!

虜になってしまいました。展示されていたのは2人掛けのものでした。人が横になるのは困難かな?なんって、お値段は2万円弱と思われます。

どうもこの手の商品は1万円以上の金額のものは私の目に入らないようです。

確かそれくらいの値段でした。そして、腰掛けて欲しいと思った瞬間、現在の手持ちの材料で作れるかを考え始めました。

ぶらんこを支える足の部分は作れます。腰掛の部分も作れます。しかし、この2つの部分を接合する部分の部品がありません。使えるものも手持ちでは存在しません。

ホームセンターの金物のコーナーを必死になって物色します。ぶらんこが欲しい!ぶらんこが欲しい!と呪文を唱えるように・・・

その結果、ボルトとアイナットとシャックルを使いました。シャックルはちょっと・・・後日変更を予定しますが、右の写真のように組み立てて結合しました。

木材の接合部分はコーススレッドを使っていますが、せん断応力がかかりますから、ちょっと・・・やはりボルト結合も併用しないとちょっと心配です。

足の方も取り合えずという感じで組み立てましたから強度的に問題があります。

腰掛ける部分の重量バランスをどのようにしてよいのか分かりませんでしたが、推測と計算と実験とでなんとか満足のいくものになりました。

仮に組み立てて乗って揺らしてみると・・・なかなか良い感じです。腰掛ける場所のベンチのような部分の幅は1.8mですから、体を伸ばして寝ることができます。これで、至福の時を過ごせそうです。

横になると、忽ちのうちにうとうとし始めました。しかし、しばらくすると揺れが止まります。これがちょっと問題です。寝ぼけた頭で考えたことは・・・ぶらんこを押すバイトを募集すること・・・しかし、非人間的労働かな?なんって考えてパスです。

自動的に、ぶらんこを揺らす装置が必要である!という新たな課題が生まれてきました。ぶらんこ自体の揺れは、最初の揺れからあとは、吊り下げている部分の摩擦と空気抵抗が主なものでしょう。この程度のエネルギーロスを補えばよいわけでしょうから、それほど大掛かりな装置にする必要は無いはずです。

実際に、ぶらんこの振動を手でサポートするのには大した力がかかるわけではないことを確認しています。足を軽くぶらぶらさせてぶらんこは楽にこげるのですからね。

さて、頑張って設計しなきゃ!欲望は物を生み出し、物は更なる欲望を生み出すということですかね?

  

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