宇宙の中の地球 太陽の動き 太陽の動き 太陽は東からのぼり南を通り西へと沈んでいきます。そして、太陽が真南に来たとき太陽高度は最も高くなります。この太陽高度は季節によって変化します。これは、下の図のように地球が太陽の周りを北極星の方から見て反時計回りに公転する際、地軸を一定の角度、およそ23.4度傾けて公転しているために起こります。この角度は、夏至の日の太陽の南中高度と冬至の日の太陽の南中高度の差から知ることができます。 太陽からの熱の受け方については熱の伝わり方の放射熱を参照してください。
太陽の南中高度は次のような式で計算することができます。
解答解説はここ(PDF-kb) 太陽の一日の見かけの動き 太陽は一日のうちに東からのぼり南を通って西へ沈んでいきます。その様子を簡単に示すとこのようになります。 太陽は、星座を作っている星と同じように東から西、つまり、右へ動いていきます。そして、南中から再び南中するまでには24時間かかり、この長さを1日と呼んでいます。 太陽の動きの季節による変化 太陽は季節によってその南中高度や日の出・日の入りの位置を変えていきます。二至二分(春分・夏至・秋分・冬至)の様子をまとめると、次のようになります。
太陽の観測方法 太陽の位置を記録する方法には、直接方位と高度を記録する方法の他に、透明半球を用いて記録するものと、記録板に棒を垂直に立て、棒の影の先端の動きを記録することが一般的です。 透明半球を用いて
太陽の大きさとその表面の様子 太陽の直径は地球の直径のおよそ109倍あります。 太陽の表面には比較的温度の低い黒点と呼ばれる部分があります |