宇宙の中の地球 星座を作っている星の動き 1
星座を作っている星の1日の動き
 星座を作っている星は、お互いの位置を変化させることなく、北極星を中心に反時計回りにおよそ23時間56分で一まわりしています。
 この動きは、地球がおよそ23時間56分で地軸を中心にコマのように自転していることによって起こります。
北の空での星の動き
 北極星を中心に反時計まわり
南の方の空での星の動き
 星は東から昇り、西へと沈んでいきます。ですから、 東では右上がり、南では右、西では右下がりです。下のように連続した空として理解しましょう。
北の空での星の動き
 北半球では北極の真上にある北極星を中心に、星はおよそ23時間56分で反時計回りに一周します。これは地球が西から東へ、北極の真上から見ると反時計回りに自転しているためです。
北極星について
 北極星は緯度によって見える高さが異なります。北極点では頭の真上で高度は90度、赤道上では地平線上、つまり真北に高度は0度で観測されます。北緯35度では、真北に35度の角度で観測することができます。
 その理由を簡単に右の図で説明しましょう。北極星からの光は地球上に平行に注がれます。ですから、北極点の上では頭の真上に、北極星を見ることができます。それ以外の地域では、右の図のように頭の真上からずれて観測されます。この頭の真上からのずれは、
 90度−観測地点の北緯=頭の真上からのずれ
とあらわすことができますから、北極星の高度は北緯に等しいとわかります。
 北極星に関する問題はここ(PDF-kb)
 解答解説はこちら(PDF-kb)

南の方の空での星の動き
 南の方の空では、星は東から昇り南の高いところを通り、西へと沈んでいきます。ですから、月や太陽と同じように右の方へ動いていきます。
 南の方の空に関する問題はここ(PDF-kb)
 解答解説はこちら(PDF-kb)

  

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