宇宙の中の地球 星座を作っている星
星座を作っている星
 星座を作っている星は恒星(こうせい)と呼ばれます。これらの星はお互いの位置の関係を変化させることはありません。
 星座を作っている恒星は太陽と同じように自ら光を放って輝いています。恒星の色は表面の温度で決まります。表面温度の高い星は青白く、温度の低い星では赤く見えます。
主な恒星の色と温度
星の明るさ
 星の明るさは、等級で示します。昔の人は、肉眼で見られる最も暗い星を6等級、明るい星を1等級としていました。この1等から6等級の明るさの差が100倍あったことから、現在では1等と6等の差を100倍として、1等級の星の明るさの差をおよそ2.5倍としています。
季節の星座
 
春の夜の北天の様子
 北斗七星が高いところにある
秋の夜の北天の様子
 カシオペヤ座が高いところにある
夏の頭上の空の様子
 夏の大三角と、北極星を結ぶ平行四辺形のような形を理解しておきましょう。北極星がわかれば、星の動きの理解の助けになります。北極星を中心に半時計回りです。東西は下を向いて使う地図とは逆になりますから充分注意してください。
冬の南の空の様子
 冬の南の空には冬の大三角がさ赤・黄・青白の3つの1等星からできているのが見られます。おおいぬ座のシリウスは全天で最も明るい星です。オリオン座は2つの1等星、赤いベテルギウス、青白いリゲルを持ちます。

  

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