滑車による釣り合い
 滑車って簡単ですよ!まずは計算の仕方を説明しましょう。動滑車・定滑車の説明は後回しにします。だって、定滑車や動滑車を先に説明すると間違いなく計算ができなくなりますからね!

重さを考えない滑車を使って
 重さを考えない滑車を使ったものは非常に簡単です。右の2つの図に示される力の割合を憶えれば完璧です。
 単純に力の比で分解したり結合したりしていくと、かなり複雑なものでも簡単に計算することができます。
 実際に利用するには、次の図の赤の文字のように書き込んでいけば簡単です。
 
 こんな具合ですね。動滑車とか定滑車という説明は不要です。

重さを考える滑車を使って
 重さを考えるときにはちょっと面倒です。計算のルールは重さを考える滑車の時とほとんどかわりませんが、滑車の重さと力を分けて考える必要があります。
 具体的には、右の図のようになります。重さを考えないものと違う点は?もちろん、滑車の重さも2つにわけられたり、滑車の重さを上で支える力に繰り込んだりするということですね。
 さて、このことがわかると、次のような問題を解くことができます。赤の文字を参考にして解き方を検討してください。

 これが計算の基本です。

  

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