生物と環境 植物の活動 光合成

植物の活動の基本
 植物は光合成によって養分を生み出し、この養分を呼吸によって使い生活しています。このことを理解しておくと、植物をよりよく理解することができるようになります。
光合成
 光合成はでんぷんなどの養分を生み出す活動です。原料は空気中の二酸化炭素、根から吸収した水、葉緑体で日光(光のエネルギー)を利用して、でんぷんと酸素を生み出します。

呼吸
 呼吸は、でんぷんなどの養分と酸素を使い、二酸化炭素と水に変えていきます。このとき生活に必要なエネルギーを生み出します。

 これらの様子を簡単に示すと次のようになります。
 上の図を考えるとき、光合成で光のエネルギーがでんぷんに蓄えられ、呼吸で生活のエネルギーとして取り出されることです。そして、二酸化炭素と水が循環していることを理解しておきましょう。
 上の図のでんぷんの生産量を左右するものは、日光の量と原料となる二酸化炭素と水、そして工場に当たる葉緑体の生産能力であることも合わせて覚えておきましょう。

  

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