比例の文章題の基本

冬期講習を控えて、計算と文章題の基本演習のための問題を作成しました。例の、文の骨格を変えずに、物の名前や単位を変えることで、さまざまな問題を作り出すためのシステムです。

どうやら、このシステムはうまく使うと、反復練習用のプリントの大量生産が効率的に行えそうな感じです。

今回の文章題は、比例関係の基本に当たるやつです。単位量の問題というやつは、重要です。この問題を量産した理由は・・・連続量と分散量の壁を破るためのものです。

まんじゅう1個が30円で、8個買うと何円・・・ありゃ?近頃キー入力がおかしい?なんだかミスタイプが多くなった?なんって思っていたら・・・「なんえん」を入力し、変換したら「何年」と変換されました??なんだか近頃正しい日本語の変換ができないものを使っているのかな?なんって・・・

自分のキー入力が正しいにもかかわらずに、なぜか違った語が出てくるのは困るものです。

さて、まんじゅう1個が30円で、8個買うと何円はスパッと240円!と答えが返る生徒に、1時間に30km進む車が、8時間進むと何km進む?って聞くと・・・・だめなんですね。時間は単位をつけないと分割したりすることができないものですから・・・

時間も単位をつけて一個分と考えることができるようにさせなければなりません。まあ、単純に文章に合わせて、単純に練習して、文章と式の対応関係をしみこませようというものです。

この問題では、すべて3種類の文章の骨格から成り立っていていますから、しばらくすればなれるのではないかと思われます。

まあ、問題を考えるときに重要な思考回路を形成する役に立つのではないかと思うわけです。今回は20回分をセットにして・・・200回分はあるのですが、そこまでは必要ないでしょう・・・
2007.12.10

  

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