久々の大きな旅の記録(3)

さて、四国の印象ですが・・・山ばかりという感じです。そして、色がちょっとなじみがないかな?なんって、海岸の砂の色が赤みを帯びているのが印象的でした。また、家の屋根が何となく厚みがあるようで、コンクリート造りの家屋の屋根もふちが丸みを帯びて厚ぼったい感じがします。

スーパーでの品ぞろえは、どこの地域でも全国版の商品が大勢を占めていますが、麺類のところに「ふしめん」「そうめんふし」なる、手延べの麺の端の部分の短くちょっと太い部分が売られています。

まあ、そういったあたりですかね。そういえば、道路のセンターライン、黄橙色のやつがずいぶんと赤いような気もしましたが・・・日差しのせいでしょうか?ちょっと不思議な気がしました。

まあ、そういったことを思い起こしながら静かに寝るというわけです。

2時間ほどはすぐに経ってしまいます。入港の20分前ぐらいに目を覚まして、ネットでフェリーのチェックをします。すると、宮崎・鹿児島から東京への直行便は見当たりません。後で気づいたのですが、横浜・川崎入港のフェリーはあるかもしれないとかね。

まあ、例の北九州からの徳島経由のフェリーもチェックして、存在を確認しました。そこで、ちょっと考えて、関門トンネルを通って、山口へ出て、尾道あたりで四国へ入り、徳島から東京へ向かうのもよさそうです。

臼杵に到着すると、直ちに走行開始です。こうなると、門司へ向かうしかありません。臼杵から、大分へ向かうのですが・・・ここでちょっとひどい山道を通ることになりました。

佐賀関半島の山の中を通る一般道・・・国道じゃないんです。カーナビは妙な道を指示してくれます。どうも、山道を通るのが多くて・・・困ったものです。すれ違いの困難な道は嫌いです。

幸いなことに、大分までの間ではその道の入口あたりですれ違った車と、大分市街が見える頃になって1回すれ違っただけなので許せますが・・・ところどころに待避所のある道なんか嫌いです。

大分をぬけ、杵築を通り、国東半島の付け根を通り抜け、宇佐神宮の前を通り一路北九州に向かいます。景色は・・・一応は平野のような・・・さまざまな看板を眺めていきます。

ちょっと面白く思ったのはUSAですかね。アメリカ合衆国ではなく、単に宇佐なんですが・・・何となく妙な感じです。

このあたりまで来ると、さすがにカーナビに頼るようになりますが、カーナビって、頼り始めると自分で考えなくなるのでちょっと困ります。何しろ、それほど広い範囲を示してくれるわけではないので、全体像がなかなか掴めないんですね。これが気になるところです。

大縮尺の紙の地図を見ながらカーナビを使うのが良さそうな感じです。まあ、カーナビの画面って、同サイズのふつうの地図の9分の1程度の情報量しか示せませんから仕方ありませんね。
(2008.03.27)

  

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