進学塾と補習塾

進学塾と補習塾の違いは何か?ちょっと・・・疑問を持つわけです。言葉が違いますから本質的に何かが違うのかもしれません・・・

さて、補習塾は学校で習ったことを完璧にするために補習を行うわけですから、基本的に学校で習う範囲を学び、学ぶ内容を主導するのは学校ということになります。

これに対して進学塾というのは、入試に対応した内容を、独自のカリキュラムで行うということになります。しかし、入試は基本的には学校で習う範囲をベースにして成り立っています。確かにちょっと高度で、細かな内容を含みますが、基本的に学校で履修した範囲を基準に問題は作成されているわけです。

よって、進学塾と補習塾では行う内容の範囲は基本的に変わらないということになるのでしょう。

すると、差は独自のカリキュラムで・・・この部分ですかね。この独自のカリキュラムは・・・入試を目指して組まれるわけですから・・・小6の最後の2月の入試へ向けて組まれます。ここから順に組み立てていくと、次のようになると考えられます。
  1. 2月の入試
  2. 小6冬期講習・・・合格に至る最終的なチューニング
  3. 9月から12月・・・完成に向けた問題演習
  4. 小6夏期講習・・・基礎の確認と、問題演習に耐えられる読解力の完成
  5. これ以前・・・基礎の積み上げ・・・小5の2月から小5夏期講習あたりから
  6. 小4・・・基本計算の完成と、基礎読解
まあ、こんな感じでしょう。これがいわゆる独自カリキュラムの中心になる組み立てでしょう。補習塾との差は・・・たぶん、先取りを行うということになるのでしょうが、どこまでが先取りか?無謀な先取りもありますからね。

営業的な面も見ないとカリキュラムは成立しません。途中からの生徒をいかに本流に乗せられるか、落ちこぼれは出ます。それをいかにサポートするか?それが重要になります。よって、何度も反復することで吸収するシステムを構築するわけです。

たとえば、小4スタートと小5スタートでは?どちらが有利か?小数・分数の四則計算のきちんとできる生徒で、文章を読んでその意味内容をある程度正確に読み取ることができるのなら、小5の夏期講習あたりからで間に合います。逆に、早く始めたのは良いが、基本計算がおぼつかないようでは・・・先行きに不安があります。

ということは・・・それまでに、そういった内容をきちんとこなしている必要があるということなんでしょう。

さて、補習塾で入試は困難か?といえば・・・まあ、かなり厳しいですね。基礎が完璧なら、小6の夏期講習あたりからでも無理ではないですが・・・補習塾では、この時点ではまだ、小6の学習が完了していません。これが、補習塾と進学塾の違いなんでしょう。

最低、半年の先取りがあれば・・・補習塾ではなく、進学塾を名乗れそうな感じです。

さて、近頃の進学塾には、先取りの名目のために基礎を投げだしている塾がありますね。こういった塾だと、小6前半までは、なんとなく成績がよさそうに見えて、小6の後半になると成績が目に見えて失速していくことが起こります。

原因は基礎力の無さがばれる時期なんですね。模試は基礎的な問題から発展問題まで幅広く出題されます。基本問題での点数の取り落としは、致命的ですからね。

昔の、ある程度基礎を無視した進学塾でもある程度、それをフォローできたのは・・・進学塾の補習塾の存在でした。しかし、近頃ではメインの塾の拘束時間が長くて・・・そういった、進学塾の補習塾や家庭教師などの出番が少なくなってきています。

長時間拘束するなら・・・そりゃ、基礎から確実に積み上げる形が最上のものになるはずですが・・・なかなかうまくいかないのが、現状のような・・・さて、私もちょっと教材研究を本気でする必要が出てきたようです。

基礎を積み上げつつ、先取りを行い、完成させるには?小6の夏期講習から進学塾へ入っても、きちんとやっていける基礎教材・・・

構想は色々とあるのですが・・・食べるためにも働かなければなりませんから、なかなか厄介です。

こんなことを書き始めたということは・・・入試直前ですが、すでに来期の準備が開始されたということです。人事は尽くしましたからあとは、合格してもらうだけですからね。
2008.01.23

  

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