教員免許って?

ちょっとニュースを眺めていたら、授業に足るだけの知識を持たない教師がいるとか?

「三角形は一つの曲線と二つの曲線に囲まれる」「地図の上は北で下は南」、経線を「かけせん」と読んだり・・・

ふむ・・・経線は罫線の間違えですかね?、ああ文字は間違えますからね。

しかし、この「三角形は一つの曲線と二つの曲線に囲まれる」は気になりますね。これって、正しいときもありますから・・・

理由は単純で、地図・経線という内容に関連すればの話ですね。赤道上のある点からAは真東にしばらく進み向きを真北にかえて進み、Bは同じ点から真北に進んだら?北極点で出会います。地図の投影図によっては、緯線は直線で経線は曲線になりますから・・・地球儀に張るあの形です・・・

もしかしたら・・・まともな授業だったのか?それとも、小中学校の頃に、地図の説明でそういったことを聞いて、強く印象に残っていて、それをうまく表現できなかったか?

まあ、ことの真相はわかりませんがね。しかし、似たようなレベルの塾教師もいますね。説明なしで、練習させる教師とか、わかっていないことを適当に、解答解説を読みあげて終わりにするとか。

基礎的な事柄を正しく理解していないというのは、良くあることです。現在の塾講師の多くは、教養課程在籍の学生ですから、専門課程に入ってしばらくすると、就職活動で忙しくなって、卒業のための単位取得に精を出しますから、専門教育はどこまで進むやら?

中途半端な人間が、初歩を教えるのですから、なかなか厄介なものです。まあ、中には優秀な人材もいますが、そういった人材は塾業界には残りませんからね。

近頃は、塾でアルバイトで教えて、そのまま、その塾に内部リクルートしちゃう連中もいます。はたしてどういったレベルの授業を行うのやら?本来は、教育を専門的に学び、教える能力がある人間が、ただしく指導するべきなんでしょうが・・・

そのための、教員免許も有名無実であるのなら・・・教育はどのようになるのやら?まあ、教員免許も不思議な免許といえるのかもしれませんね。

時代は、移り変わり、知識や教養の範囲も変化し・・・教える内容も日々変化しますから、教えることは大変ですね。理科なんか・・・知識そのものも変わりますからね。

やはり、楽チンな算数をメインに教えようかと思う時もありますね。
2008.01.10

  

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