日本語なんか嫌い!

日本語は・・・手ごわいです。
基本的な文章の解析をして、それをデータベース上で展開して、自動的に文章を作る・・・そんなことを始めましたが、やればやるほど、日本語の構造の厄介さがわかってきました。

人間は偉大です。別にきちんと教えなくても、何となくで理解し、それでなんとかやってくれます。私だって、X十年教えていますが・・・いまだに日本語を極めた気はちっともしません。それでも、算数や理科の文章を書き、また、算数や理科の文章を説明しています。

さて、文の骨格となる要素を分節のレベルで解析して文の骨格とし、名詞や、語順に対応して変化する部分を要素として分け、数値の部分を埋め込んで1つの文に作らせる作業を、データベース上で行っていますが、似た構造の文章だから乗せられるかと思うと・・・

微妙に普通の日本語になってくれないものがあります。現在開発中のデータベースの、基本語の入力画面を掲げると右のようなやつになります。水色の部分が数値で、白が名詞に対応する要素で、赤っぽい奴が、文の骨格部分です。

まったく・・・うまく、さらりと乗るやつもあるのに、乗らないやつは・・・どうしても乗りません。

1枚10gのコインをはかりに乗せると、はかりは100gを示しました。コインは何枚ありますか。は簡単です。秒速1mのAを走らせると、走った距離は100mでした。Aは何分走りましたか。も・・・秒速1枚の印刷機を動かすと、印刷した枚数は100枚でした。印刷機は何分動きましたか。

まあ、こんな奴を組み立てて遊んでいるわけです。徐々に、日本語の特質がわかってきましたが・・・私は言語学を研究しているのではないのに・・・まったく、膠着語は面倒だというわけです。

いっそのこと、日本語を捨てて英語にするとか・・・まあ、小学校から英語を正課として行う話がありますから、意外と早く、日本語は死滅するかもしれません。

先日、米国から取り寄せた算数・数学・理科の教材を眺めていると、こちらの方がやさしそうですから・・・日本語の標準的な言い回しなどをきちんと定める、国語改革をきちんとやらないと、本当に日本語は過去の言語になってしまうかもしれないような?

まあ、私は、とにかく計算!いっぱい計算の!英語版でも開発すれば良さそうですから、そちらの準備をしておけば、時流に遅れることはないと思いますが・・・

はたして、どうなるのか?英語が使えるように勉強しなきゃ!英会話なんか・・・錦糸町でロシア人と・・・なんって奴ですから。困ったものです。会社の役員をやっていればよかったかも・・・
2007.1129

  

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