何を学ばせると算数ができるようになるか?

冬休みに向けて、ちょっと本気で単位量に関する問題を量産しようと考えています。

理由は単純で、分散量に関してはきちんと問題が解ける生徒が、連続量と単位の関係になると、とたんにわからなくなり、ちっとも得点にならないという・・・よくあるパターンを克服するにはどうすればよいか?これを考えているというわけです。

分散量でも連続量でも、計算の上では同じですが、感覚としてなじまない部分があり、そして、単位の付いた数だと、文章の骨格は同じであっても、特別な計算をするのではないかという先入観をいかにして打破するかが主眼というわけです。

何しろ、中学入試の算数で重要なのは、何といっても割合ですから、1個30円、1時間に30km、1g30円、1に当たるのが30で・・・これら全て同じ問題・・・水の量でも、時速でも単位量当たりどれだけに還元できるわけですからね。

ニュートン算・仕事算・速さ・流水算・通貨算・・・色々ありますが、すべて骨格となる考え方は一緒ですから、あるとき文章の形が理解できたとたんに、急速に成績がアップします。

いま、このための問題を考えているというわけです。データベースを使って、問題を効率よく作成する際に必要なのは、如何に変数を自在に組み込める文の骨格を作り上げるか?これですからね。

そんなわけで、基本問題の例文をいくつか作って、どのような構造になっているのかを解析しているというわけなんです。

日本語は形態論的な観点からすると、膠着語に分類されます。単語が、中核となる形態素とか語根とかいうやつに接頭辞や接尾辞をくっつけて構成されるという特徴を持つやつで、語根と接辞の結合がいい加減なやつです。

そのため、同じ意味内容を表す文章が無数に書けるわけです。ですが、初学者にとってはそういった煩雑な書き換えよりは、基本的な文章を1つ確定させてそれに自信を持たせ、そこから文章が少しぐらい変わっても意味上同じ!って思わせるだけの演習量をこなさせればよいはずです。

そこで、ちょっと算数の問題文の形態要素を解析し始めたというわけです。まあ、専門研究でないので、簡単にデータベースに乗せる上で、どうすればよいか?という程度ですがね。

しかし、その締め切りが・・・何しろ、要求が・・・なんとかしてくれって感じですから・・・まあ、自学自習型の教材の体裁をとって、それを休みや時間に余裕があるときに自習させて・・・ですね。

さて、なんとか12月初旬に完成させないと・・・面倒なことになってしまいます。
2007.11.28


  

inserted by FC2 system