飽きたら何をしようか?

算数の問題を量産していて・・・ふと、問題を作るのが飽きたら?なんって思うわけです。ここで公開している奴って、生徒に合わせたオーダーメイドの問題の集積なんですから、教え続ける限りたぶん、増えていくと思われます。

しかし、手法が決まっていますし、さすがに、算数も随分と長いこと教えていますから、それほど大きく変わることはないというやつが、自分でもわかっています。さまざまな算数の技も持ってはいますが、そいつを使った解説は書く気はありません。

あくまでも、基本に忠実にありたいと思うわけです。そりゃ、小6の9月以降は技も教えますが・・・幸いなことに近頃は、技を教える必要のあるレベルの生徒が少ないのと、技を教える教師が周りにたくさんいるので・・・

やはり、どんな問題も一発で正解させるためには、基礎がどれだけ充実しているのか?文章解析能力を高めるには?このあたりになってしまいます。

基本問題演習は、高度な問題=文章の複雑な問題 を解くためには、必須なんです。そりゃ、技は、問題文の解析なしに、雰囲気と使われている単位を元に、その数字を計算にあてはめるだけのものですから、問題文中に、ダミーの数が入っていると、それだけで、問題が解けなくなります。

気になるのは、割合の三用法系の問題で、技を使って解く生徒は、中学高校で、数学が伸びない場合があるんですね。立式の基本があやしいままに、小数・分数計算が怪しいままに、進学していきます。

まあ、文系に進むのであればそれほど問題はないのでしょうが、きちんとした文章の読み取りができるようになるかはかなり疑問ですね。日本人の特性の型にはまった、お茶のお手前のような数学しか身に付かないのではないのかと、ちょっと不安な気もします。

そして・・・、算数と、理科で扱う計算って本質的に同じものなのですが、多くの生徒にとっては、違って見えるようです。どちらも条件を読み取り、計算に必要な数の洗い出しから始まるわけなんですが、文章量の違いから、結局のところ、理科が難しいということになるようですね。

・・・日本人は日本語を使っているが、きちんと表現するための日本語を扱えるかというとかなり疑問ということなんでしょう。・・・ソフトウエアのマニュアルの読めない国語教師・・・多いですね。説明文をどのように教えているのやら?

さて、飽きたら?今でも、手動で問題をかなり高速に組み上げることができるようになりました。数字に対する感覚が、ずいぶんと鋭くなっているようです。すると、時間が少しづつ余ってきます。

おかげで、こういった駄文を書く余裕が出てくるというわけです。理科の問題を作るのも良いですが、これってかなりパワーを使います。そりゃ、長いこと書いていますから、そりゃ気合いを入れれば量産できますが・・・もう少し、違ったこともしたくなりますね。

まあ、社会も国語も教えられないことはありませんから・・・教科の範囲を広げるのも一つの手でしょうが・・・そうなると、サイトが巨大になりそうです。ここでは、あと数MB程度しか余裕がなさそうだし・・・中学入試の総合サイトも面白いかもしれませんが・・・

まあ、あとは、自分に何ができるのか?可能性の問題なのでしょうか?
2007.09.29

  

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