何に投資すればよいのか?

何に投資したら良いのだろう?なんって、近頃元本割れのリスクをもった金融商品に人気があるとか?私は、金融商品には興味はありませんが・・・トレンドはハイリスク・ハイリターンとのこと。

よほど、安定した経済状態なんですかね?なんってね。私の場合は、どうしても物を買ってしまいますね。産業資本の強化なんって言えないことはありませんが、とりあえず基本工具の類を買ってしまいます。

まあ、お金を稼ぐために使わない道具ですが、自分にかなりの余裕を与えてくれると信じています。具体的には、技術を習得しその技術を使うことで2つのメリットがありますね。

1つは、何か自分のために役に立つものを作ることができる。近頃あまり作品を作っていませんが、海岸の小屋のデッキに屋根をつけたり、庭に音楽を流せるようにしたり・・・まあ、それなりに役立っています。

そろそろ、海を眺めるために作ったハイデッキも手直しをしなければ・・・このように、外注するより自由度が高く気に入った形のものを、安価に作り出すことが可能になります。

もう1つは、暇つぶしになりますね。暇つぶしが楽しみであり、豊かな生活への道へとつながっていると考えれば、それは真の豊かさでは?なんってね。

自分で技術を身につけず、他人にやってもらうために、そのために稼ぐより自分のために稼ぐ方がよさそうです。まあ、持ちつ持たれつですから、他人に頼むことだって悪くはありません。頼むなら、自分の技術を超えるものについて、尊敬をもって他人に頼めれば良いのですが・・・

近頃は、未熟練労働者が多くて・・・私のやっつけ仕事より質の低い仕事も横行しているようですから。自己の能力を高めることは、良い仕事を見極めるためにも役立ちますね。

人は何のために生きるのやら?お金を貯めるために?お金をいつ使うのか?何のために使うのか?なかなか厄介なものです。

イソップの、アリとキリギリスの話では・・・私はキリギリスの生活を選びたいと思いますね。ひと夏の命のキリギリス・・・夏を歌い通して楽しんで、そして死んでいく、アリさん、来年も私の子孫が楽しく夏を歌い明かします。アリさん、あなた仕事の成果は何のためです。巣を拡張して、食べ物を貯え、いつ楽しむのですか?私は一生を楽しく過ごしました。そして、死んでいきます。

理想に近いが、人間の場合は、経済の浮き沈みがありますから将来の安定のためにお金を稼ぎ、蓄えることになるのでしょう。しかし、国の経済が破綻しお金の価値が消滅したとき、人は死んだかといえば・・・それなりに生きたわけです。まあ、限界状況の話ですけどね。

人間は、そう簡単には死なないということなんでしょう。金融商品を研究し、お金を増やすのも悪くないですが、もう少し違ったことに時間を使い豊かになることを考える方がよさそうです。

ふと、思うのはお金がないから貧しいのではなく、お金があっても貧しい人が増えてきているのでは?そんな気がします。どうやら、貧しさは心の持ち様によって生じるのでは?なんってね。

襤褸はまとえど、心は錦・・・、でも襤褸はなといたくないですね。そこで、襤褸を手直しして襤褸には見えないようにする技術が必要になるということなんでしょう。心の錦に合わせて・・・自分を磨くことに投資するのが良いようです。
2007.09.18

  

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