出窓・扉・色ガラス・・・
 海岸の小屋に製作中のゲストハウスも順調に建設が進んでいます。基本構造は、以前に設計したもので、すでに2棟の実績がありますから、比較的簡単に仕上がりました。

 しかし、以前のは物置という感じでしたから、装飾はあまりありません。今度のは居住環境を整備する意味がありますから、ちょっと考えなければならない部分があります。

 出窓や扉・・・さまざまな部分を考えないといけないというわけです。以前の小屋だってずいぶんと考えましたが、今回のはずいぶんと考えました・・・

 実際、手間のかかる部分が多くて、小屋の本体や屋根などすぐに出来上がりましたが、壁面をふさぐ段になるととたんに遅くなるというわけです。

 まあ、窓の構造や扉の基本構造は、以前に作成したものの発展形ですから、それほど時間がかかはずはないのですが・・・それでも結構な時間がかかります。

 ドアが、ほぼ完成し、出窓も結構立派に仕上がってきています。

 出窓の左右の小窓は蝶番を取り付けて開くようにするのですが、手前の方の蝶番はまだ取り付けられていません。

 正面の窓に別の窓が立てかけられています。今回、デザインがなかなか決まらなかった部分の窓なんです。ステンドグラスを作る予定でしたが、時間が・・・

 ある日、100円ショップを覗くと・・・でこぼこのガラスの板があったんです。10cmx25cmで、色は青・緑・透明なんです。これは使えそう!というわけで、店頭に並んでいた18枚を買い占めてきました。

この2000円ほどのガラス板を使って2つの窓を作りました。

左のやつですね。100円ショップ商品ですが、こうして16枚も買うと、結構なお値段になりますが、色ガラスの入った窓は基本的に高価なものですから、ちょっと満足しています。

自己満足ともいいますが・・・趣味のものは自己満足が最上の評価だと思っていますからOKです。

さて、出窓の窓ですが、正面のものは固定されていますが、左右の小窓といってもかなりの大きさの窓ですが、こちらは開くようにしました。工作があまりよくないので、蝶番の位置を決定するのにも時間がかかります。

 ドアノブも面倒でした。ドアノブを取り付ける部分の厚みが問題なんです。この部分は60mm近くありますから標準型のドアノブではだめなんです。しかし、標準型ではない、厚いドアに使えるドアノブは高価なので・・・ノブの部分を削り込んで、無理やり厚さをあわせるなどの技を使いました。

 こういった作業は、トリマーって、面取り加工などに使う電動工具がないとちょっとできません。

 トリマーなんって、以前はちょっと特殊であった電動工具も3000円でおつりが来る時代ですからありがたいものです。

 今回は、内装で、このトリマーを活用する予定です。美しい面取りができます。ビクトリア様式っぽい造形ができるはずなんですが、板の一枚一枚に丁寧な面取り加工をしてやろうと思うのです。

 できれば、ベッドの足など、スピンドル加工を施してやりたいと思っています。一応は、電動ドリルを使った木工轆轤がありますからね。

 上の写真の出窓の窓の向こうには、以前に作った物置があります。この物置も、ちょっと改装してやりたいな!なんって思っています。しかし、いつの日のことになるのやら?

  

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