アジア的なリゾート環境!

 宴会場がだんだん形を持って来ました。まあ、アジアンリゾート風に仕上げていっているという感じです。そのように指向している理由は、素材そのものが安価であるという点です。

 さて、大まかな建築計画は、既存のハイデッキの下の空間で日陰を楽しむという程度のものでした。

 何しろ、来客の中には直射日光が苦手なドラキュラのような人もいます。そして、ハンモックなども吊りたいと思うと・・・ハイデッキの下に柱などを設置しなければならなくなります。

 また、隣接する藪の小さな吸血鬼の対策も講じなければなりません。また、ここに集う人は色々と都合の良い要求を突きつけてきますからなかなか厄介です。

でも・・・納得できる要求ですからしかたありません・・・それらしい形で応えてやらねばなりません!というよりは、それは気持ちの良くなる環境へ対する提案ですから基本的には悪くありません。

 さて、前回から進歩した部分は・・・壁面がおおむね仕上がり(色々と問題が提起されていますが・・・)天津すだれを吊り・・・ひとつは購入、ひとつは使っていなかったものを頂き、かなりの部分が囲われてきました。

 そして、大物を組み立てました。それは、囲炉裏のテーブルです。写真の下のほうに写っているやつです。この囲炉裏のユニットは大きなもので炉は75cm角、周りの木の厚さは10cmの無垢材を使った豪華なもので、150cm角のサイズを誇ります。どこかのお屋敷の囲炉裏の解体品ですが立派なものです。

一年余り雨ざらしにしてありましたから、木は変色していますが、漂白するかちょっと削ればきれいなものになるはずです。あとは、炉に砂利を敷き砂を敷けば稼動状態になります。本当は藁灰なんでしょうが、半ば外ですから風が吹くと灰が飛ぶので皆様の意見によりそういった仕様になりそうです。

ベンチも一応は置いてありますが、ちょっとテーブルとのサイズが合いません。テーブルが巨大すぎるのです。このベンチも一応は2人掛けのものなんですが、一人が胡坐をかいて占有することが判明しました。おとなしく座っていられないということのようです。

おかげで作成品目が増えてしまいました。もちろん縁台ですね。ただ、幅が90cm近くあるものが必要です。胡坐をかいたり寝そべったりするぐうたらな環境を整備することになります。

何かをはじめると、連鎖的にさまざまなことが見えてきて、新しい要求が出てきます。最悪なのは、仕上げがもう少しよければ・・・こんなのが痛いですね。技術はなかなか上達するものではないですからね。

  

inserted by FC2 system