日陰で楽しむ工夫
さすがに、夏の暑さが目の前に迫って来ました。そこでちょっと涼しい場所があることに気づきました。
それは、デッキの下です。もともとは作業スペースとして考えていました。何しろ、周りの区画は藪になっていますから、海が見えない、蚊が出るという良くない条件であると考えていました。

しかし、蚊は切り開かれたところへはあまり出没しません、蚊取り線香をたいていればあまり近寄っては来ません。ですから・・・ちょっと草をキチンを刈っておくと・・・蚊があまり入り込まないことが確認できました。そこで大改装工事に入りました。

このデッキは床までの高さが3mあります。そして縦3.6m横4mなもので下もかなりの広さがあります。材料は、近所の不動産屋の社長がくれた建築廃材や、輸送用のパレットを壊したものなどです。

この輸送用のパレットは床にはなかなか良いんですね。非常に硬い木です。ちょっとは新しい材木を使っていますが、今回の改築の費用は1万円弱になるようです。

さて、改装するデッキですが、材料は足場パイプと鉄の角パイプで骨組みが構成されています。

足場パイプの耐加重がわかっていたのでそれで設計したんですが、ねじれとかゆがみが結構出るんですね。柔軟性があるともいえますが、微妙に揺れるので補強材をずいぶんと入れてあって見苦しい状態になっています。ついでにそれも解消するために、9cm角程度の木の柱も今回は立てています。

いま、改装途中なんですが、なかなかアジアンチックな雰囲気が出てきています。どうやら、藪の緑と木の色、隙間やゆがみのある木材などがあると東南アジア風になるのかもしれません。

この3年ほど、省みられることが少なかった場所ですが、ちょっと視点を変えて、そこにあった装いをさせればそれなりの場所になりそうです。

改装途中なのに、テーブルやいすがあるのは?床が半分張り終わって小休止をしていると、日なたで飲んでる酔っ払いが、なかなかいいじゃない!って乱入してきたからです。

このテーブルも解体して、アジア風のチークや紫檀・黒檀風の色合いや、竹や筵のようなものを使って統一すると良いかもしれません。

竹を編んだ蔀戸とか良いかもしれません。周りにはレモングラスを植えれば蚊をよけられるかもしれませんし、香をたくのも良いでしょう。また、新しい空間が創造されつつあります。

  

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