呼吸
 呼吸は生物が体の細胞で酸素と栄養素を反応させ生活に必要なエネルギーを産み出す活動です。このとき、二酸化炭素と水ができます。この活動は、植物も動物も共通して行っている活動です。
 植物の葉の場合、呼吸に必要な酸素は葉の裏に多く見られる気孔から取り入れられます。そして、海綿状組織の隙間を通って葉を作っている細胞へと運ばれます。
 明るいときは、呼吸で出された二酸化炭素は葉緑体に吸収され、光合成の原料となるので、気孔から出されることはありません。
 また、呼吸に必要な酸素も、光合成で出される酸素が使われますから、十分に明るい場合は、酸素の吸収と二酸化炭素の放出は見られません。
 しかし、呼吸は休みなく行われているということを忘れないようにしましょう。
 植物では、ヒトなどの動物と違って、酸素を体の隅々まで運ぶ血液が流れる血管に相当するものがありませんから、体の各部の表面で酸素を取り入れています。ですから、大きな木の幹の場合では、形成層の外側の幹の部分にしか生きた細胞は存在しません。
 また、作物を作るとき、よく耕して土をやわらかくするのは、土に空気をたくさんふくませるために必要なことであることもあわせて覚えておきましょう。 

  

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