地層のでき方と地層の変化
地層のでき方
 地層は流水の三作用で作られます。山々に降った雨は、川となり、その流れは山肌をけずり、土砂を運びます。この土砂が海底などで積もると地層を作ります。
 この地層に力が働くと、地層の隆起・沈降、しゅう曲や断層などが起こります。海底の地層が力を受けて隆起すると、地表に現れたりもします。陸上では浸食作用を受け、地面はけずられます。そうすると、きちんと並んでいた地層が切り取られるのどのことが起こります。
 そしてこの地層が、再び海底に沈み、その上に地層が積もると、地層のつながりに連続性が失われます、これを不整合といいます。そしてこの2つの地層の間の面を不整合面などと呼んでいます。
 この他、地層に左右に引きちぎられる力が働くと、地層は離れ、切断され断層が生じます。このように左右に引き裂かれちぎれたものを正断層と呼んでいます。これに対して、左右から押されて切られることもあります。この場合は逆断層と呼んでいます。
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