熱と物質の変化に関する問題
 ものの燃え方とものが燃えるときの変かな度に関する問題は多岐にわたる場合があります。
 そのなかでも重要なのは、物が燃えるということに関する基本です。この基本は次のようなことですから確実に理解しておきましょう。

ものが燃える・・・酸素と燃えるものが結びつき新しい物質を作る。このとき熱や光を発する。
 酸素と結びつくもの
  酸素+炭素→二酸化炭素
  酸素+水素→水
 この2つは非常によく出題されます。ろうそくが燃えるとき、このろうそくの炎の上に水を入れたフラスコをかざすと、フラスコの表面に水滴がつきます。これは、ロウの成分の水素が酸素と結びついて水ができるということによるものです。そして、水は炎の中で高温にさらされているため水蒸気の形で存在しています。
 この水蒸気が、冷たいフラスコに触れて水滴となって出てくるというわけです。
 また、内炎の部分に冷たい水の入ったフラスコをかざすと、今度はフラスコの表面に炭素の粒・「すす」がつきます。これも、ろうそくの成分として含まれていたものです。
 この炭素は燃えて二酸化炭素になるわけです。二酸化炭素になったら、二酸化炭素の存在を確認するために、石灰水が登場するというわけです。
 さて、これ以外に酸素と結びつくものには金属があります。金属の場合はちょっと複雑で、高温で酸素と結びついてできるさびと、湿り気の多いところでできるさびとがあります。これなどもきちんと分けて覚えておくことが必要になります。例としては次のようなものがあります。
  酸素+鉄→酸化鉄・・・高温では鉄の黒さび、湿気の多いところでは鉄の赤さび
  銅+酸素→酸化銅・・・高温では銅の黒さび、湿気の多いところでは緑青(ろくしょう)

そして、炎を上げて燃えるものとは?これもきちんと覚えておくことが必要です。炎は、燃える気体と空気が混ざって燃えるときにできます。ですから、木炭のように燃える気体がすべて出てしまったものの場合には、炎を上げずに燃えるというわけです。
 こういったことを基本に、さまざまな入試問題にチャレンジしていくことが必要になります。
 それでは、その基本的なものを集めた問題集をやってみましょう!
  入試問題演習

  

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