倍数算

倍数算の問題の開発を開始しました。こいつはちょっと厄介です。パラメーターの数が多いんですね。2種類の比と2つの数を定めないといかないわけです。倍数算は消去算を含みますから、本当は消去算を開発すべきだったのですが・・・カリキュラムの関係で・・・

さて、開発の難点は比を1桁の数とすると、それだけで組み合わせは9の4乗・・・6561そして、2つの数を3桁とすると65億の組み合わせが出てしまいます。まあ、こいつで実数領域でのすべてのパターンが出尽くすのですからよいかもしれませんが、これだけの数を扱うデータベースが私のところには・・・まあ、ないことはないですが・・・

一応はSQLサーバーが動いていますから、たぶんなんとかなるはずですが、実用的ではないので、そういった力技は避けました。難関は、線分図をきちんと描かせることですが・・・数の大小の判定とリレーショナルを組んで図形型のデータを選択させ、線分図も定型化することによって楽ができることが判明・・・かなり複雑なものですが、実用に供せる形になりました。問題の方はとりあえず、データ作成を絞って9万題まで減らし、さらに今回のやつは2万5千題程度ですね。

ただ、データの持たせ方を十分に検討しなかったので、計算型のデータがかなりすさまじいことになりましたが・・・とりあえず1つは完成させました。試行錯誤の連続ですがね。次回はもっと美しい設計ができるはずです。まあ、外見と解説の線分図はインターネット上で公開されているものとしては美しい解き方だと思いますが・・・かつて、私の所属した塾では線分図で教えられる教師が減った時に、生徒も減ったような気がしましたね。

今では、どれくらいの教師が、美しい線分図を板書して解説しているやら?まあ、線分図も過去のものかもしれません・・・マルイチ算なる解き方も出ていますね。2種類の比を扱う時の簡便な方法・・・解答が出るが、なぜ?そして、計算の意味?を理解しなくても解ける奴ですが・・・まあ、原理的には同じですけどね。・・・愚痴はこの程度にして・・・

第一弾は、A:BはXX:XXでしたが、AはXX円もらい、BはXX円もらったので、A:BはXX:XXになった。はじめのAとBを求めなさい型のものです。今回は、計算問題型にして、ヘッダーには解き方はついていません・・・解答解説で1か所気に入らないところがあります。差を求める式が入っていないんです。大小判定が面倒だったので・・・・新規に真面目に設計して変更しましょう。

  

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